交通安全教室

 

 昨日の晴れから一転、ぐずついた天気となりました。今日は、交通安全教室が行われました。

 魚津警察署、富山県警察本部、JA共済、シャドウ・スタントプロダクションの方をお招きし、自転車の正しい乗り方について話を聞いたり、実際の事故の再現を見たりしました。

 昨年度の交通死亡事故は2600人、けがは30万人に上ります。自転車による交通事故は300人ほどになっています。自転車は「車」の仲間であり、事故を起こすと罰を受けることになります。事故に「合わない」ことはもちろん、「起こさない」ことも大事です。

 スタントマンの実演では、ながらスマホ、傘さし、二人乗り等、禁止されている運転をするとどのようなことが起きるのかが再現されました。また、人間の脳は衝撃を受けるとどうなるのかを、豆腐(脳と同じ柔らかさ)を使って実験しました。ヘルメットの中に入れた豆腐と、ビニール袋に入っているだけの豆腐を床に落とす実験です。形を留めているヘルメットの中の豆腐に対して、ヘルメットのない豆腐はぐちゃぐちゃになっていました。事故の恐ろしさとヘルメットの重要性が十分伝わったと思います。

 小さなルール違反の積み重ねが、大きな事故を呼ぶということもよく分かりました。「ルールは命を守るためにあり、意味のあるものである」ということを肝に銘じ、安全に使いこなしてほしいと思います。